Motoaki Takahashi
Creative director / Designer
Motoaki Takahashi
Creative director / Designer
atelier
心が追いつくまで
14 June 2019
「以前、こんな話を読んだことを思い出しました。たしかアンデス山脈へ考古学の発掘調査に出かけた探検隊の話です。大きなキャラバンを組んで南アメリカの山岳地帯を旅していると、ある日、荷物を担いでいたシェルパの人びとがストライキを起こします。どうしてもその場所から動こうとしないのです。困り果てた調査隊は、給料を上げるから早く出発してくれとシェルパに頼みました。日当を上げろという要求だと思ったのです。が、それでもかれらは耳を貸さず、まったく動こうとしません。現地の言葉を話せる隊員が、一体どうしたのかとシェルパの代表に尋ねると、彼はこう言ったというのです。
“私たちはここまで早く歩き過ぎてしまい、心を置き去りにして来てしまった。心がこの場所に追いつくまで、私たちはしばらくここで待っているのです。” 」
———————————星野道夫 旅をする木
18 April
Memo or Diaries
6月5日水曜日曇り
4時頃目が覚めてiPhoneをしばらく見てしまう。7時半起床。寝起きがとても悪い。
スマホ見たらダメだな、やはり。朽木に行くことや、美術展をどれを見に行くか、京都のこれからをどうするか。週末の渓流行きのことなど思い巡らす。自分の1日を自分で決める。思えば、学校、そして会社と決められたスケジュールに合わせるという人生を送ってきたし、世の中のほとんどの人がそうだろう。そして、そういう学習はひつようなはずだ。教育は大切だし、いい教育を受けてきたと思う。自分の生まれ育ってきた人生は、長い歴史で見るとちっぽけな、高々100年にも満たないものだ。人は自分の生きた時間しか知ることはない。
いまの時間が無為なのか。無為なわけがない。会社生活を終えて、ちがう過ごし方がはじまっただけだ。その為の生活資源を蓄えていた時間だ。自分が死ぬまで生き続けていくのに、拠り所になるのは、自分の基にあるものだ。それは子供の頃から変っていないはず。その周りに沢山の色々なものをくっつけて生きてきた。それを一つずつ、一枚ずつ、丁寧に剥がしている。残るものが自分のコアだ。
経済主義の世の中は、プラスの価値で成り立っていて、うっかりするとどんどん新しい皮がくっついてくる。借り物の皮膜。着膨れして動きが鈍くなり、暑苦しくなるまで気づかない。脱ぐこと。引いていくことをいつも気にしていてちょうどいい。
いまどれくらいハダカに近づいただろう
Weaving the Tones 写真展 4/23-30 ギャラリー大門
11:00~19:00 (最終日は17:00) https://www.gallery-daimon.com/
Galleries & Exhibitions
Here's where you can find my past works
KYO都 photo exhibition
July. 29 - Sep. 29 2015
Coolie's Creek , Shirogane Tokyo
http://cooliescreek.jugem.jp/
Sketch & Photograph Exhibition
Nov. 2014
ART FOR THOUGHT
http://artforthought.jp/
HANA SNAP photo exhibition
.Jan. 20 - Feb. 01 2016
ABG (America Bashi Gallery) ebisu,Tokyo
http://americabashigallery.com/
AUTHENTIC HAWAII photo exhibition
Mar 22-Apr04 2016
Ichibeicho Gallery , Roppongi Tokyo
http://www.ichibeicho.com/
Life,
photo exhibition
May 06-16 2018
ART FOR THOUGHT
Ginza, Tokyo
Weaving the Tones
KG+
April 23-30 2019
gallery Daimon
KYOTO
Graphic
Creative Direction, Art Direction, Design
Heavenly Hana
Creative Director / Photograph / 50pages
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